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お客様訪問 株式会社LIXIL様
100年以上つづくタイルの価値を、次の時代へ

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お客様訪問 株式会社LIXIL様<br>100年以上つづくタイルの価値を、次の時代へ
お客様訪問 株式会社LIXIL様:トイレ・タイル事業部 タイル商品部:左から三井田夏樹様、石原正文様

トイレ・タイル事業部 タイル商品部:左から三井田夏樹様、石原正文様

社 名 株式会社LIXIL

所在地 東京都品川区⻄品川1-1-1

U R L https://www.lixil.com/jp/

必需品ではない建材だからこそ、魅力をどう届けるか問われる
〜LIXIL タイル商品部の仕事と想い〜

株式会社LIXILは、キッチン・トイレ・バスルームなどの水まわり製品や、窓・ドア・エクステリアといった建材製品を開発・提供する世界的企業。

約53,000人の従業員を擁し、現在では150カ国以上、10億人を超える人々に豊かで快適な暮らしを届けています。

石原 正文さま(以下敬称略)

2006年の入社より現在に至るまで、タイル部門の第一線で経験を積む。現在はタイル商品部 販売戦略グループに所属。今年4月に新設された部署で、営業向けの販促ツール制作や、全国各地で開催する展示会等の企画運営などを担当。

三井田 夏樹さま(以下敬称略)

2008年入社。タイル部門の商品企画グループに所属し、2025年春からエコカラットの商品企画・マーケティングを担当。

具体的なお仕事の内容

お二人は普段どのようなお仕事をされているのでしょうか?

三井田私はまだINAXだった頃に入社し、2011年の統合でLIXILとなってからも、ずっとタイルに関わる事業部に所属しています。 現在、在籍しているタイル商品部 商品企画グループでは、「エコカラット」という商品のマーケティング・商品企画などを幅広く担当。エコカラットは現在40種類ほどの商品シリーズがあります。

石原私もINAX時代に入社し、それからずっとタイルに関わる仕事をしています。現在、私が在籍するタイル商品部 販売戦略グループは、2025年4月に発足したばかりの若い事業部。営業担当がイベントや展示会で使う商品紹介パネルなど、販促・PR活動に必要なツールの制作を支援しています。
また、新商品内覧会など、さまざまな展示会・イベントの対応も私たちの業務。メンバー4名で全国各地のイベントに対応しているので、大変ではありますが、その分やりがいも大きいですね。

お客様訪問 株式会社LIXIL トイレ・タイル事業部 タイル商品部様:写真2

お仕事をするうえで大切にされていること

多忙な日々をお過ごしのことと思いますが、そんな中でもお仕事ではどんなことを大切にされていますか?

石原タイルという建築材料は、トイレやキッチンと違って必需品ではありません。壁紙と比較しても高額ですし、職人の手間もかかる。そのハードルを超えて「良いものだ」と理解していただくにはどうすればいいか、常に考えています。
実際にタイルを採用されたお客様からの評価は高い。だからこそ、その魅力をどう伝えるかが肝なんです。もちろん実物をお渡しすれば、質感や繊細な柄などの魅力は伝わりやすいと思います。 ただ、すべての方にお渡しすることはできませんから、デジタルカタログも含め、固定観念にとらわれず広い視野で伝え方を模索しています。

三井田石原の話にもありましたが、家を建てるにあたってタイルは必需品ではないんですよね。 必需品ではないのですが、一方で、LIXILのタイル事業のルーツとも言える、伊奈親子が技術顧問として装飾に富んだ煉瓦やテラコッタを製作したアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル二代目本館「ライト館」の設立から現在まで、100年以上にわたりタイルの事業は続いています。
また、これまで主に外壁や水回りに使用されていたタイルですが、機能性を備えたエコカラットの登場により、リビングや玄関にも使用していただけるようになり、たくさんのお客様に選ばれています。そういった事実も大切にしながら、タイルの良さをより多くの方にきちんと伝えたいです。

お客様訪問 株式会社LIXIL トイレ・タイル事業部 タイル商品部様:写真3

取り扱われている商品の魅力について

調湿・脱臭・有害物質吸着といった高機能性タイル「エコカラット」の魅力について教えてください。

三井田人生で家を何度も建てるという方はそう多くありませんから、建築材料はリピーターが少ない商品と言えます。 ただ、エコカラットに関しては、繰り返しご購入されるお客様が多いんです。例えば、リビングの壁にエコカラットを張ったお客様が、トイレのリフォームをされる際、トイレの壁にもエコカラットを入れたり。
また、エコカラットを繰り返し使ってくださるインテリアコーディネーターさんや工務店さんも多いんです。お施主様にご提案したら喜ばれたので、また別のお施主様にもご提案くださる、といった感じでどんどん広がっている珍しい商品なんです。

石原実際、エコカラットを購入したお客様へのアンケートでは、約80%の方が「もう一度使用したい」と回答してくださっています。 タイルの中でも高額な商品ではあるので、最初は小さい面積に入れ、良さを実感して次は大きな場所に入れる、というお客様もいらっしゃいます。
実際の効果は、ビフォーアフターでないとわからないのですが、脱臭効果については高評価いただくことが多いですね。LDK空間は、ファブリックに食べ物のニオイが残りやすく、焼き魚や焼肉のニオイなどは気になることがありますよね。 「エコカラットにしたら、翌日のニオイが気にならなくなった」という声は非常に多い。またペットのニオイにも効果的です。 飼い主が気づいていなくても、来客が気づいたというケースもあるようです。

三井田ありがたいことに、SNSでいろいろな施工事例を投稿してくださっている方がたくさんいらっしゃいます。 最近はお施主様もSNSなどを見て、熱心に勉強される方が増えているので、「エコカラットを使いたい」とおっしゃってくださる方も少なくないんです。

お客様訪問 株式会社LIXIL トイレ・タイル事業部 タイル商品部様:写真4

お仕事をするなかでの苦労話

長年、タイル事業に関わってこられたなかで、覚えている苦労話はありますか?

石原新型コロナウイルスの感染拡大は大打撃でしたね。世界的に混乱が生じた時代でしたが、我々もショールームの来場制限など、お客様との接点が減り、本当に辛抱の時期でした。
それ以外にも苦労話はいろいろありますが、今でも鮮明に覚えているのが内覧会での出来事。他部署が対応した内覧会の際、タイルの目地幅などを細かく指示していたのですが、話が現場に伝わっておらず、誤った仕様で施工が進んでしまったことがありました。 施工途中で発覚し、張ったタイルをすべて剥がして一から張り直すことに。壁紙と違って施工にも手間がかかるので、あのときは大変でしたね。

三井田エコカラットの担当になってからは、まだ1年未満のため大きな苦労はありませんでしたが、外壁タイルの商品企画を担当していたとき、その年の新商品が全く売れないという苦い経験もありました。
他社だと1年かからず新商品を出せるのですが、LIXILは商品開発にしっかり時間を割くので、1年半くらい時間がかかるんです。もちろん商品企画の段階で、市場調査の結果や業界動向を見つつ「次はこんな商品が来るだろう」と予測を立てるのですが、1年半後のトレンドを読むのは簡単ではありません。 新商品完成を待つ間にトレンドが変わってしまい、チューニングを要することもあるんです。

お客様訪問 株式会社LIXIL トイレ・タイル事業部 タイル商品部様:写真5

今後のテーマや目標

今後、どんな取り組みをしていきたいですか?目標などあれば教えてください。

三井田今後は社内の他の商品とも、今まで以上に連携を強めていきたいと考えています。 私たちは2025年春から「トイレ・タイル事業部」という、トイレと一緒の事業部になったため、一緒に動く機会は多いんです。
トイレにエコカラットを入れるとメリットはたくさんあるのですが、これまではタイル商品部側が一方的にそれをアピールしていたにすぎず、戦略的にセットで売ったことはありませんでした。 そのため、たとえばトイレは売れたのにエコカラットは売れていない、エコカラットは売れたのにトイレは別メーカーが採用された、というようなことも多かったんです。
今後は部署を越えて戦略を立て、「最強のトイレを実現したいならLIXIL」のような売り方をしていきたいなと考えています。 お客様にとって、その空間でベストな提案はなにか?を、一部署だけでなくLIXIL全体で考えていきたいですね。

石原さまざまな建築材料の中でもタイルは特殊で、見積りが出しにくいなど、営業の難易度も高いと思われていました。 ただ、三井田の話にもあったように他の事業部と連携することは重要になってきますし、他の事業部にも「タイルって良いよね」と思ってもらうことで、さらに可能性は広がると思っています。
加えて、住宅の中でも複数の場所で商品を使ってもらえるようにしたいですね。 エコカラットを知って下さっているコントラクターさんは多いですが、まだご採用頂けていないお客様もいらっしゃるので伸びしろはあると思っています。
提案の質を向上していくことも重要ですし、エンドユーザーの方やコントラクターさんに商品の魅力を伝えつづけていくことで、ブランドとして確固たる存在になっていきたいですね。

株式会社LIXIL エコカラット公式サイト

▲エコカラット公式サイト https://www.ecocarat.jp/

本日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

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