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大量ページのカタログ制作における品質とは

2019.02.01

大量ページのカタログ制作に求められる品質と何でしょうか? 美しいデザインで目を引く紙面は魅力的ですが、非常に多くの商品が掲載された、大量ページのカタログにおいては「見やすさ」「正確さ」が最も重要であると考えます。

「見やすさ」の定義は様々

一言に「見やすさ」と言っても、その定義は利用する人や、状況によって様々です。そのカタログは誰が利用し、誰にとって見やすくあるべきなのか、ユーザー視点に立った紙面レイアウトが必要です。

「正確さ」お客様と共に情報の精度を高める

原稿通りに制作するのは当然の事です。私たちはそこから一歩踏み込んで、発注者であるお客様と共に、情報の精度を高めて行く取り組みを行なっています。


例えば
1商品あたりの情報量が多い
商品体系が複雑(バリエーションが豊富)
商品の組み合わせが複雑

目的の商品にたどり着けない
発注ミスが起こりやすい

解決法として、商品をグループ化し、見やすい価格表形式にすれば良いのですが、この表自体をどうレイアウトするのか、商品情報の分析や表レイアウトデザインの工夫が必要です。

複雑な商品だからこそ、発注ミスが起きやすく、そのミスを防ぐ事もカタログの品質と言えます。

また、レイアウトが決まった後は、現行の商品情報を版下用のデータベースに取込み、間違いのない組版を行います。データベースの利用で原稿の間違いを発見する事も可能です。

Written by Kanbayashi

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