みなさん「文字」についてどのくらい知っていますか?今回は「文字」に関する基礎の基礎、よく使う用語をまとめます。
なにげなく使っているけれど、きちんと使い分けられていますか。書体とフォントについて確認してみましょう!
しょたい【書体】 出典:デジタル大辞泉(小学館)
1字体を基本とした文字の体裁。漢字の楷書・行書・草書・篆書・隷書など。活字では、明朝体・清朝体・宋朝体などや、 欧文でのローマン・イタリックなど。
2文字の書きぶり。書風。(例)「書体にくせがある」
フォント【font】 出典:デジタル大辞泉(小学館)
活字で、同一の書体・大きさの、大文字・小文字・数字・記号などの一揃い。または、コンピューターで使われる書体デー タのこと。
まとめてみると書体という大きいくくりの中に、例えば「リュウミン」というフォントがあるということになるようです。 つまり「この書体なに?」と聞かれたときは明朝、ゴシック、とか答えて「このフォントなに?」と聞かれた時はリュウミン、とか秀英丸ゴシックだよ、と答えるのが正しいようです。
タイポって聞いたことありませんか。タイポグラフィー、略してタイポ。
調べてみると...
タイポグラフィー【typography】出典:デジタル大辞泉(小学館)
1活版印刷術。
2印刷の体裁上の、文字の書体・大きさ・配列の仕方など視覚効果の総称。
辞書では上のようになっていますが、簡単にいうと「グラフィックデザイン分野の文字に関するあれこれ」にあたるのではと思っています。つまり書体もフォントもタイポグラフィ分野の用語のひとつということです。
書体もフォントも印刷技術の長い歴史と共に発展している奥が深い分野です。ひとつひとつ勉強してここでまとめていきましょう!
Written by Kuniyoshi