DTP

ドローンの空撮での活用シーン

2019.02.01

最近では当たり前になってきたドローンでの撮影。誰でも気軽に買えるようになって『自分で撮影したい・・・』と思っている方も多いかと思います。
ドローンの代表的な用途としては、海上から陸に向けて撮影したり、カメラを真下に向けて撮影したりすることで、今までに見たことのない映像作品を作り上げることができます。
自動飛行運転機能などを備えた最新機種ではドローンの操縦も簡単になってきていて、初心者でもスムーズな撮影が可能となっています。
但し、注意しなければならない点もありますので、簡単にご紹介させて戴きます。

ドローン飛行に関する法律とルール

1.法律

航空法によって定められている飛行禁止エリアと承認が必要な場合があります。
航空法の一部を改正する法律(平成27年法律第67号により、無人航空機の飛行に関する基本的なルール)が定められました。
無人航空機の利用者は、同法及び関係法令を遵守し、第三者に迷惑をかけることなく安全に飛行させることが義務づけられています。無人航空機(重量200g以上)を飛行させる場合には、あらかじめ地方航空局長または空港事務所長の許可を受ける必要があります。
国土交通省ウェブサイト
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html


2.ルール

ドローンでの空撮をする際には、飛ばす場所の環境チェックが必要です。風速10m/sを超えている、雪や雨などが降っているなどの悪天候の場合には飛行できません。
また、障害物のない開けた場所で飛行させなければいけません。高い構造物や巨大な金属製の建造物は、ドローンに搭載されているコンパスやGPSシステムの精度に影響を及ぼす場合がありますので注意が必要です。
人混みなど障害物が多い場所や電線、基地局、変電所、放送局などのあるエリアでの飛行も避けなければなりません。民家などの近くで飛ばす場合は30m以上離れる必要があります。


飛ばしてもよい空域(空港周辺、人口密集地、150m以上の高さNG)やエリア(東京23区ならびに東京近郊はほぼNG)をしっかりと把握した上でドローン飛行を行いましょう。航空法違反を犯すと罰金50万円以下の刑罰を受けることになります。誰でも簡単に飛ばせるドローンですが、法律とルールなどの知識をしっかり身に付けた上で安全な空撮を楽しみましょう。


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